まあ、そんなこんなで、本件でも株式会社S(仮名)の登記もとれました。
そこで依頼者の住所地で訴訟提起しました。
これに対して、被告株式会社Sの代理人の弁護士は
そのそも、被告SはProject WAVEの運営をしたことはない。
Project WAVE名義で金銭を受け取ったことはない
という回答をしてきました。
自分の会社の口座に250万近い現金が振り込まれているのに、、、。
そこで、当事者照会というものをしてみました。
民事訴訟法163条に
「当事者は、訴訟の継続中、相手方に対し、主張又は立証を準備するために必要な事項について
相当の期間を定めて、書面で回答するよう、書面で照会することができる」と規定されているのです。
どのような名目で受領したのか
誰からの依頼に基づいて受領したのか
について当事者照会しました。
これに対する回答は
現在使用している口座に原告からの入金は確認できない
また、仮に入金が確認できても内部で誰がその口座を管理していたのかも分からない
というものでした。
そんな会社存在するのか?と思いました。